○議長(
小松久展)
年度内やな。
◎
企画開発部長(
藤田龍治)
実施計画につきましては、
基本計画を作成して後、
年度内には完成したいというふうに思っております。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。14番、
中北秀太良君。
◆14番(
中北秀太良) 私は、第5次
総合計画基本構想について反対をさせていただきます。
反対理由ですが、まず第4次
総合計画は、
人口想定を5万人といたしました。今、
藤田部長は、この第4次
総合計画がどうであったのかという私の問いに、検証の材料や
システムがなかったと。そのことを反省して第5次
総合計画をつくり、それを日々実行のために頑張るとこういう旨のことでしたが、何よりも人口5万人の想定がどうであったのかと。それと、個々のそれぞれの掲げた理念に基づく
まちづくりが、
実施計画では掲げたもののできなかったのはなぜかと。この何ができて何ができなかったというこういう
一つ一つの実施、未実施ということの集計、集約だけではなくて、掲げた
目標自体がなぜ実現しなかったのかという、その踏み込んだ検証なしに次の
総合計画というのはあり得ないんではないか。 これは、第4次
総合計画をつくる際にも私、意見で言いましたが、行政というものは、こういう
総合計画をつくる際には、過去を振りかえるものではないと。これまですべてそういうことでありました。私は、そうではいけないと思うんです。その前の
総合計画は、人口、皆さんもご存じのように10万人を想定していました。できもしない
住宅開発にしがみつくのは結構ですが、できもしないような
計画を掲げて市民を惑わすようなことがあってはならない。やっぱり向こう10年間、
市民生活を守り、御所市をよりよい住みよいまちにするためには、実現可能な目標でなければならない。
計画でなければならない。 ところが、今のこの第5次
総合計画の理念は、なるほど言葉では聞こえがいいです。問題は、それを実現する財源をどうするのか。これは、今後の
実施計画にもゆだねなければならないということになるかもわかりませんが、今の御所市の
財政再建と軌を一にしながら、再建を行いながら次の
総合計画を立てる。そして、それを実現に向けて頑張るというこういう非常に困難な仕事だとは思うんですが、困難な仕事だからこそ、より一層緻密な
計画が求められる。そういう点では、私は、この
計画については、これまでの第4次
総合計画がどうであったのかというのを振りかえることなく前に進めるというのは、困難ではないかというふうに感じます。 同和問題の終結とか、あるいは御所市の
財政構造が、これまで一部
有力者や
部落開放同盟言いなりの偏った
同和行政で、当初の
同和対策事業450億が、終わってみれば1,350億と実に4倍に膨らみました。これは、すべて御所市の負担にというふうには言いませんが、財政的な負担を余儀なくされたのは、間違いないというふうに思います。不正、腐敗もありました。これらに目をつむって将来御所市のあるべき姿と、これだけを語るわけにはいかない。 しがたいまして、そういう見地から、
総合計画については反対をさせていただきたいと思います。
○議長(
小松久展) ほかに討論はございませんか。12番、奥 泰司君。
◆12番(
奥泰司) 私は、議第2号、御所市第5次
総合計画の
基本構想を定めることについて、賛成の立場から討論をさせていただきます。 ただいまの
中北議員の
反対意見もご理解できる点も十分ございますが、議第2号については、3月7日の
全員協議会で
担当課から説明を受け、その中で、今回の第5次
総合計画の策定に当たっては、
庁内策定会議、
市民公募による
市民会議を行い、十分な議論を重ね、
基本構想案をつくり上げられたものと思います。このことから、今回の第5次
総合計画の
基本構想については、必要な手続を経て議論を重ねた上のものであり、また、内容を確認したところ、御所市の10年後の将来像を自然と笑顔があふれる誇れるまちという理念とし、その内容についても了と考えます。よって、本
計画の
基本構想を定めることについては、賛成するものであります。以上です。
○議長(
小松久展) これをもちまして、討論を終了いたします。 これより採決をいたします。本案を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手する者あり〕
○議長(
小松久展) 挙手多数であります。よって、議第2号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第2、議第3号、御所市
児童館設置条例及び御所市
隣保館条例の廃止についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第3号、御所市
児童館設置条例及び御所市
隣保館条例の廃止についてご説明申し上げます。 本件は、御所市
財政健全化計画で示されている
施設管理運営等の
見直しに基づき、条例を廃止するものであります。 内容は、現在設置している
児童館及び
隣保館の
利用状況等を勘案し、施設の効率的な運用を図るため、今年度限りをもって
児童館事業及び
隣保館事業を廃止するものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。8番、
松浦正一君。
◆8番(
松浦正一) この議案でありますけれども、
児童館事業と
隣保館事業を廃止するということであります。実質的に、
隣保館事業は廃止し、
児童館事業は残すという形になっていると思うんですけれども、
設置条例は一応廃止されても、次にまた
児童館については残るように思うんですけれども、今、
財政再建中の中で、
補助金のついた
隣保館事業は廃止して、
市単独事業、金のかかる
児童館を残すような状態になっているのが、これ、なぜですかということをお聞きしたい。 それで、
財政健全化計画において施設の
見直しを行うといって、
補助金つきの要するに
隣保館事業廃止、そして単独なる
児童館事業を残すと。これ、ちょっと理解しがたいんですけれども、
財政再建のためには、財政的にはどっちがプラスなのか、どっちがマイナスなのかというところでお聞きしたいと思います。
隣保館を残して
隣保館の中で
学童保育事業をしていけば、
補助金をそのままいただいて
学童保育の一助にもなるのではないかと、財政的にはそのほうがいいのではないかと思うんですけども、そういう考えはできないんですかね。
○議長(
小松久展)
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 確かに議員がおっしゃるように、
隣保館事業を廃止することによって、国のほうからいただいている
隣保事業に関する補助につきましては受け取ることができないわけでございまして、この金額も決して御所市にとっては、いわゆるもったいないというご意見もよくわかります。一時的には、
財政再建になかなか難しいところもあろうかというふうには思っております。ただ、
財政面でいいますと、1つには、やっぱり長い目で見たときに、
運営等を工夫しながらやることによって効果が生まれてくるということ。そして、
隣保館事業につきましては、この
財政再建がきっかけとなっておりますけれども、今の御所市の
社会情勢、
市民ニーズ等にかんがみまして、より効率的な施設の運営という観点から新しい事業を展開するほうが得策という考えから、このように決定させていただいているところでございます。
◆8番(
松浦正一)
隣保館事業の継続についてもう少し論議すべきものと考えていますので、
委員会付託もお願いしたいということで、
財政再建の一助となるのか、妨げとなるのか、メリット、デメリットを検証する必要があると思いますので、
委員会付託をお願いします。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は、
委員会付託並びに討論を省略いたしまして、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第3号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第3、議第4号、御所市
放課後児童健全育成事業に関する条例の制定についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第4号、御所市
放課後児童健全育成事業に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、
児童福祉法に基づく
放課後児童健全育成事業を実施するため、条例を制定するものであります。 内容は、
放課後児童健全育成事業を実施する
学童保育所の位置について、小学校の
余裕教室や廃止となる
児童館の施設を利活用することに伴い、その設置及び
管理運営に関し必要な事項を定めるものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第4号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第4、議第5号、御所市
こども家庭相談センター条例の制定についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第5号、御所市
こども家庭相談センター条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、本市の子供及び家庭の福祉の向上を図る
拠点施設として、御所市
こども家庭相談センターを設置するため、条例を制定するものであります。 内容は、廃止となる幸町
隣保館の施設を活用し、子供及び家庭に関する相談、
関係機関との
連絡調整、児童の虐待の
防止等の事業を実施する施設として、
こども家庭相談センターを設置するものとし、その
管理運営に関し必要な事項を定めるものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。6番、米田 準君。
◆6番(
米田準) この
こども家庭相談センター、先ほど
市長のほうからご説明いただきまして、大変これは御所市にとりましても重要な、私は
取り組み条例だと思っております。ひとつ広く市民の人に行きわたるような
周知徹底はどのように考えておられるのかお伺いをさせていただきたいと思います。
○議長(
小松久展)
前田市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(
前田善弘) 周知のほうにつきましては、施設の
移行期間を踏まえまして、開設を5月というふうに考えております。周知につきましては、4月並びに5月号の広報とホームページで、周知のほうを図っていきたいというふうに考えております。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第5号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第5、議第6号、御所市
人権センター条例の制定についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第6号、御所市
人権センター条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、人権問題に関する
取り組みの
拠点施設として御所市
人権センターを設置するため、条例を制定するものであります。 内容は、廃止となる柏原開放センターの施設を活用し、人権教育、人権啓発等に関するさまざまな事業を実施する施設として
人権センターを設置するものとし、その
管理運営に関し必要な事項を定めるものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第6号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第6、議第7号、御所市
公民館条例及び御所市
公民館使用条例の一部改正についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第7号、御所市
公民館条例及び御所市
公民館使用条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、現在の中央公民館が老朽化したことから、施設の機能を御所文化センターに移すため、条例を改正するものであります。 内容は、御所文化センターを本年4月1日から社会教育法に基づく公民館として位置づけ、その使用料を定めるほか、御所文化センターの部分改修工事及び事業の移行に要する期間を勘案し、本年6月1日をもって現在の中央公民館の施設を廃止するとともに、御所文化センターを御所市中央公民館と改称し、施設の機能を完全に移行するものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。8番、
松浦正一君。
◆8番(
松浦正一) 御所の文化センターを公民館に移設するということで、
隣保館事業が廃止されたことによってそれを利活用するということなんでありますけれども、この文化センターを中央公民館に利用するに当たって、地区の自治会、関係団体等からの要望書等が出ていると思うんですけれども、それに対する回答は出ているんですか。それとも、どのような要望が出ているのか、わかっていれば教えていただきたい。
○議長(
小松久展) 倉本
教育委員会事務局長。
◎
教育委員会事務局長(
倉本英孝) 説明いたします。 地元自治会より要望という形で文書はいただいておりましたが、中身について協議した結果、要望は取り下げということで今現在になっております。利用等については、詳しくまた地元とお話はしたいとは思っておりますけれども、取り下げておられます。
○議長(
小松久展) 取り下げているのか。よろしいですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕ほかにご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第7号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第7、議第8号、御所市人権・
同和施策協議会条例等の一部改正についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第8号、御所市人権・
同和施策協議会条例等の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、本市における
同和行政のあり方を見直すとともに、より幅広く人権問題に取り組む観点から、同和対策に関係する条例を改正するものであります。 主たる内容は、御所市人権・同和施策協議会条例においては、協議会の名称を御所市人権施策協議会へと改称し、広い視野で人権問題を審議する附属機関として再編するものであります。 次に、御所市宅地分譲に関する条例においては、制定の目的について、同和地区の住宅環境の改善から本市への定住の促進及び地域の活性化へと方針を転換することに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、御所市老人憩いの家条例においては、当該施設の設置目的が、同和地域の老人福祉に限定されていたことから、地域を越えて広く老人の福祉の向上と健康の増進に資する施設として位置づけるものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。8番、
松浦正一君。
◆8番(
松浦正一) この条例の一部改正についてお伺いしたいと思います。 この過去の人権・同和施策協議会条例の中には、新しいこの条例を見ますと、この同和という言葉がすべて消されていますね。これは、どういうことを意味するのか。やはり御所市から、先ほど
中北議員がおっしゃっていたように、同和施策の終結を意味するためにこの同和という言葉を消したのか。この点を
市長の見解をお聞きしたい。
○議長(
小松久展)
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) この議論は、先般の
一般質問の際にもさせていただきました。同和という看板というお話がございましたけれども、同和問題もその人権問題の中でやはり大きな問題という認識は持っております。ただ、昨今の
社会情勢にかんがみまして、幅広く人権問題をとらえながら行政運営をする上で、幅広く人権をとらえるという意味から同和という文字が消えたとご理解いただきたいと思います。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑はございませんか。14番、
中北秀太良君。
◆14番(
中北秀太良) 先ほど
市長の提案説明で、広い視野で人権問題、その後何とおっしゃったのか。これ、協議会の設立の目的という第1条に該当する部分だと思うんですが、ちょっと聞き取りにくかったので、教えていただきたい。 それと、この協議会のメンバー、何人、どういうメンバーなのか。これもお聞かせいただきたい。
○議長(
小松久展)
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 私の先ほどの聞き取りにくかった部分について、再度ご説明いたします。 主たる内容はという部分だと思います。主たる内容は、御所市人権・同和施策協議会条例においては、協議会の名称を御所市人権施策協議会へと改称し、広い視野で人権問題を審議する附属機関として再編するものでありますと申し上げさせていただきました。詳細は部長のほうからお願いいたします。
○議長(
小松久展)
藤田企画開発部長。
◎
企画開発部長(
藤田龍治) ただいま協議会のメンバーということでございますけれども、前回の人権・同和施策協議会条例の際には、15名以内ということで弁護士さん、あらゆる福祉法人関係、あるいは自治会、女性対策推進連盟というような方々で構成されておりました。今回の今提案させていただいています新しい条例のメンバー構成というのは、まだ現在は決まっておりません。
○議長(
小松久展) 14番、
中北秀太良君。
◆14番(
中北秀太良) メンバーは決まっていないということですが、人数は条例で定めているんですね。15名以内というのは変わりないわけですね。広い視野で人権問題を審議する附属機関ということですが、これまで同和対策協議会から人権・同和対策協議会、あるいは人権・同和施策協議会とこういうふうに名前が変遷してまいりましたが、同和対策協議会の当時、市が諮問して、協議会で審議して答申が寄せられると、順序はそうなっていたんですが、市が協議会に審議してくれといって提案する。ところが、答申は全く正反対の答えが返ってくると、そういうようなことが、過去にありました。ですから、それはもう協議会にそぐわないんではないかということで、この議会で、もう協議会は解散したらどうかというのを私も再々言ったのを記憶しています。 というのは、個人施策を、個人給付をもうやめようという諮問をしたが、それはさらに復活したらどうかとか、こういうことになったわけです。そうすると、協議会に諮問するというその
市長の諮問機関というのは意味を持たないんではないかと。諮問した内容と全く正反対の答えが返ってくるなんていうことは、これはもう論外で、そういう協議会はもう解散すべきだというのを再々提起して、今日に至っております。 同和問題については、ソフト面、ハード面、いろいろありますが、ハード面では、基本的に解決してきたというのが
市長の見解であり、それらに基づいてこういう条例の改正というふうになっているというふうに思うんですけれども、同和対策それ自体が、もうほぼ解決の兆しが見えてきたということであれば、何も形をそのまま残したような協議会というのは、もうそれこそ今の時点で必要ないんではないかと思うんですが、あえて何を諮問するのか。それぞれ青少年・児童虐待とか、あるいはDVとか、それはそれぞれのところでやれるわけでしょう。これまでの同和対策に限って言えば、同和対策協議会というのは審議してもらえるというのは、それはそれであり得たと思うんですが、今の情勢で、現状ではいかがなものかと思うんですが、それでもなおやっぱり必要でしょうか。
○議長(
小松久展)
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 過去の諮問内容について、申しわけないです、勉強しておらないところもあるんですけれども、基本的に諮問する内容にもよろうかと思います。基本的に、諮問をお願いして、第三者的にその内容を冷静に審議していただいてご答申をいただくという流れは、例えば同和という文字が消えたとしても、人権全般についてご議論いただく機関として私は必要ではないかなというふうには感じております。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。8番、
松浦正一君。
◆8番(
松浦正一) 私は反対の立場から討論させていただきます。 この条例から同和という文字が消えたということでございますけれども、現実、御所市においても、近隣におきましても、同和という関係の差別事象がたくさん起こっておるという現実があります。この条例で15人の委員をもって審議するとかいろいろ書いてあるのは、この中で同和という名前が消えるということに非常に違和感を感じておりますので、できるならば
委員会付託してもう少し突っ込んだ論議をしたいと思いますので、付託していただけるよう提案したいと思います。
○議長(
小松久展) ほかに討論ございませんか。14番、
中北秀太良君。
◆14番(
中北秀太良) 反対討論の後、また反対討論をさせていただきますが、私は、この人権・同和施策協議会条例を人権施策協議会とこういうふうに改めるということについて反対をさせていただきます。先ほど質疑の中で言いましたが、これまでの同和対策が、ほぼ基本的に解決の方向を見出してきているという現状のもとでは、あえて名前を変えて協議会を存続させる意味がないのではないかというふうに思いますので、反対をさせていただきます。
○議長(
小松久展) ほかに討論ございませんか。これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決をいたします。本案を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手する者あり〕
○議長(
小松久展) 挙手多数であります。よって、議第8号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第8、議第9号、御所市
心身障害者医療費助成条例の一部改正についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第9号、御所市
心身障害者医療費助成条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、心身障害者医療費の助成要件に関し所要の措置を講ずるため、条例を改正するものであります。 内容は、奈良県の療育手帳の交付を申請している者がほかの都道府県等の手帳を所持している場合において、奈良県から交付を受けるまでの間、心身障害者医療費の助成対象とならないことを解消するため、当該手帳を奈良県の療育手帳とみなすこととするものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第9号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第9、議第10号、御所市
国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第10号、御所市
国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、平成23年4月から国において出産育児一時金制度の改定が実施されることに伴い、条例を改正するものであります。 内容は、国民健康保険の被保険者の出産に要する経済的負担を軽減するため、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間、出産育児一時金の額を35万円から39万円に引き上げる暫定措置を講じておりましたが、国の取り扱いに準じ、当該支給額を恒久化しようとするものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第10号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第10、議第11号、御所市
老人医療費助成条例の廃止についてを議題といたします。
書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展)
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第第11号、御所市
老人医療費助成条例の廃止についてご説明申し上げます。 本件は、老人医療費の助成を受けることができる対象者について、昭和10年8月2日から昭和15年7月31日までの間に生まれた者で、70歳未満の者という助成要件に該当する者が存在しなくなったため、条例を廃止するものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第11号は、原案どおり可決することに決しました。
---------------------------------------
○議長(
小松久展) 日程第11、議第12号、平成22年度御所市
一般会計補正予算(第7号)について、議第13号、平成22年度御所市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、議第14号、平成22年度御所市
老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について、議第15号、平成22年度御所市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について及び議第16号、平成22年度御所市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてまでの5議案を一括議題といたします。朗読を省略し、直ちに
提案者の説明を求めます。
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 議第12号から議第16号についてご説明申し上げます。 本件は、平成22年度の最終補正であり、主な内容につきましては、国の補正予算で措置された地域活性化交付金のうち、地域の活性化ニーズに対応するためのきめ細かな交付金、DV対策や自殺予防等の弱者対策及び知の地域づくり等を支援するための住民生活に光をそそぐ交付金を活用するための経費であります。さらには、奈良県において過疎問題を抱える地域、または財政状況の悪い市町村等の地域活性化の
取り組みを支援することにより、地域間格差を是正するために創設された奈良県市町村振興臨時交付金を活用するための経費のほか、必要最小限の範囲で予算の補正を行い、あわせて繰越明許費及び地方債の補正を行おうとするものであります。 最初に、議第12号、平成22年度御所市
一般会計補正予算(第7号)についてご説明いたします。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 議会費では、人事院勧告に伴う議員期末手当の減額を計上いたしております。 次に、総務費では、一般管理費において、職員駐車場の賃貸借契約の終了に伴う土地借り上げ料の減額を計上いたしております。 財産管理費において、市町村振興臨時交付金事業として、市役所と外部施設等を結ぶ通信ネットワークの整備、老人福祉センター、いきいきライフセンター、各
隣保館等の施設改修に要する費用をそれぞれ計上いたしております。 きめ細かな交付金事業として、市営墓地内の配水路の改修、産業振興センター、西御所ポンプ場及び火葬場の施設改修に要する費用、老朽化したコミュニティバスの買いかえに要する費用をそれぞれ計上いたしております。 土地開発公社への借入利率の確定に伴い、利子等補給金を減額しております。また、分譲宅地の売り払い及び住宅三資金の一括償還分、吉野川分水整備事業に対する本市負担分等について、後年度の財政健全化に向けた財源とするために市債管理基金へ、後年度事業への財政負担の軽減を図るために公共施設整備基金へ、それぞれ積立金を計上いたしております。 賦課費において税
システムの改修に係る事業費の確定に伴う減額を計上いたしております。 市議会議員選挙費において、公営負担金の確定に伴う減額を計上いたしております。 次に、民生費では、社会福祉総務費において、社会福祉に対する寄附金を福祉基金へ積み立てる費用を計上し、また、介護保険事業特別会計における補正に伴う繰出金の減額を計上いたしております。 心身障害者福祉費において、平成21年度障害者医療費の確定に伴う国庫返還金を計上いたしております。 老人福祉費において、平成23年度当初予算に計上しておりますゲートボール場整備事業の財源として、市町村振興臨時交付金を公共施設整備基金に積み立てる費用を計上いたしております。 児童福祉総務費において、住民生活に光をそそぐ交付金事業として、
こども家庭相談センターの設置に伴う初期備品の整備及び人員配置の拡充に伴う費用をそれぞれ計上いたしております。 児童措置費において、児童扶養手当及び子ども手当の対象者の確定に伴う減額を計上いたしております。 生活保護総務費において、平成21年度の生活保護費が確定したことに伴う国庫及び県費の返還金を計上いたしております。 次に、衛生費では、母子保健費において、住民生活に光をそそぐ交付金事業として、経過観察を必要とする乳幼児に対する相談業務及び交流事業に係る費用を計上いたしております。 清掃総務費においては、新炉建設時期の確定により、焼却施設改修工事の必要性がなくなったことに伴う減額を計上いたしております。 し尿処理費において、中継貯留層の大規模改修に伴う本市の負担分を計上いたしております。 次に、農林業費では、農地費において、農免農道整備事業の最終変更に伴う本市の負担分を計上いたしております。 林業費において、一般造林事業
補助金の対象地区の減少及び緑の産業再生プロジェクト事業での
補助金の支払い方法の変更に伴う減額をそれぞれ計上いたしております。また、平成23年度当初予算に計上しております有害獣捕獲防護施設設置事業の財源として、市町村振興臨時交付金を公共施設整備基金に積み立てる費用を計上いたしております。 次に、商工費では、観光費において、市町村振興臨時交付金事業として、市内の観光地のトイレ及び休憩所の設置に対する
補助金を計上いたしております。 次に、土木費では、道路維持費において、市町村振興臨時交付金事業として、道路維持工事費及び老朽化した現業車両を購入するための費用を計上いたしております。 道路新設改良費において、きめ細かな交付金事業として、道路舗装工事費に係る費用を計上し、また、市町村道路整備事業の
実施計画による事業費の減額を計上いたしております。 都市下水路費において、下水道事業特別会計の補正に伴う繰出金を追加いたしております。 住宅維持補修費において、きめ細かな交付金事業として、空き家住宅の改修に必要な費用を計上いたしております。 次に、消防費では、消防施設費において、きめ細かな臨時交付金事業として第8分団のホース乾燥台を改修する費用を計上いたしております。 次に、教育費では、小学校費及び中学校費の各学校管理費において、きめ細かな交付金事業として、視聴覚室等のエアコンの入れかえに係る経費を、住民生活に光をそそぐ交付金事業として図書の購入に係る費用をそれぞれ計上いたしております。 文化財保存費において、市町村振興臨時交付金事業として、巨勢山古墳群の整備に関する
基本計画を策定するための費用、文化財の
拠点施設を整備するための費用及び発掘した遺物の保存・展示用備品の購入に係る費用を計上いたしております。また、民間受託埋蔵文化財及び京奈和自動車道関連の発掘調査に係る事業費が確定したことに伴い、それぞれ減額を計上いたしております。 アザレアホール費において、住民生活に光をそそぐ交付金事業として、図書の購入に係る費用を計上いたしております。 保健体育総務費において、平成23年度当初予算に計上しております市民グラウンド改修事業の財源として、市町村振興臨時交付金を教育振興基金に積み立てる費用を計上いたしております。 保健体育施設費において、きめ細かな交付金事業として、市民運動公園の水道管を入れかえる費用を計上いたしております。 次に、公債費では、県の財政健全化貸付金の活用による償還元金及び利子の減額を計上いたしております。また、今年度の活用として、県貸付金及び南都銀行への繰上償還を実施すべく、必要経費を計上いたしております。 続きまして、歳入では、歳出に伴う負担金、国・県支出金、財産収入、寄附金並びに繰入金及び諸収入の財源をそれぞれの科目に計上したほか、衛生債、農林業債、土木債、借換債及び総務債の地方債を計上し、あわせて限度額の補正を行っております。 次に、繰越明許費として、繰り越しを予定いたしております事業は、国の補正予算として措置されたきめ細かな交付金事業及び住民生活に光をそそぐ交付金事業においては、国の補正予算及び関連法案の成立がおくれたため、市町村振興臨時交付金事業においては、国の補正予算の補助制度との調整及び事業費の精査に不測の日数を要したため、それぞれ繰り越しをしようとするものであります。 また、大正幼児園建設事業においては、統廃合審議会で審議中であるため、地方道路整備臨時交付金事業においては、地元との協議により、
計画の変更に不測の日数を要したため繰り越しをしようとするものであり、今後それぞれの事業の早期完成に向け、鋭意努力する所存であります。 以上の結果、
一般会計補正予算の総額は8億483万9,000円の増額となり、補正後の予算総額は148億1,222万1,000円であります。 次に、議第13号、平成22年度御所市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 総務費では、一般管理費及び賦課徴収費において制度改正に伴うプログラム改造に係る費用の追加分及び減額分をそれぞれ計上いたしております。 保険給付費では、退職被保険者等療養給付費及び退職被保険者等療養費において、被保険者及び1人当たりの医療費の増加等による給付費の不足額を計上いたしております。 続きまして、歳入では、歳出に伴う国庫支出金及び療養給付費交付金をそれぞれの科目に計上いたしております。 以上の結果、
国民健康保険事業特別会計補正予算の総額は1,306万9,000円の増額となり、補正後の予算総額は39億5,638万9,000円であります。 次に、議第14号、平成22年度御所市
老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 本会計は、関係法令の定めにより本年3月31日をもって閉鎖する会計であり、その精算に伴う予算の補正を行うものであります。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 総務費では、一般管理費において精算に伴う一般会計への繰出金を計上いたしております。 続きまして、歳入では、諸収入において、第三者納付金を計上いたしております。 以上の結果、
老人保健事業特別会計補正予算の総額は360万2,000円の増額となり、補正後の予算総額は1,916万2,000円であります。 次に、議第15号、平成22年度御所市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 下水道事業費では、下水道総務費において、平成21年度の消費税が確定したことに伴い、中間納付金が増加したため、その不足額を計上いたしております。 下水道維持費において、流域下水道維持管理費等負担金が確定したことに伴い、その不足額を計上いたしております。 続きまして、歳入では、歳出に伴う繰入金を計上いたしております。また、国庫及び地方債の財源更正を計上し、あわせて限度額の補正を行っております。 繰越明許費では、地元との調整に不測の日数を要したことから、翌年度に繰り越しをしようとするものであり、今後、事業の早期完成に向け、鋭意努力する所存であります。 以上の結果、
下水道事業特別会計補正予算の総額は100万円の増額となり、補正後の予算総額は8億5,310万円であります。 次に、議第16号、平成22年度御所市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 保険給付費では、介護サービス等諸費、介護予防サービス等諸費及び特定入所者介護サービス等費におきましては、事業費の精査を行い、それぞれの過不足額を計上いたしております。 地域支援事業費では、任意事業費において事業費の調整を行い、減額を計上いたしております。 続きまして、歳入では、歳出の補正に伴い、国・県支出金、支払基金交付金並びに一般会計及び準備基金からの繰入金をそれぞれの科目に計上いたしております。 以上の結果、
介護保険事業特別会計補正予算の総額は9,510万円の減額となり、補正後の予算総額は27億3,149万5,000円であります。 以上、平成22年度一般会計及び4特別会計の補正予算について、その概要をご説明申し上げましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小松久展) 審議は分割して行います。 まず、議第12号、平成22年度御所市
一般会計補正予算(第7号)についてを審議いたします。ご質疑はございませんか。15番、安川 勝君。
◆15番(安川勝) ただいま、
市長から補正予算の中身について説明をいただきました。平成22年度御所市
一般会計補正予算(第7号)の中で、衛生費のし尿処理費でし尿貯留槽改修工事負担金として1,780万7,000円を計上されております。そこで、まず
市長にお聞きしたいのですが、し尿貯留槽借り上げ料は、現在年間200万円支払っております。この補正で改修、先ほど申しました1,780万7,000円を補正で組まれたということは、新年度、23年度の借り上げ料についてどのようにされるかということを、まず1点お聞かせ願いたいと思います。まず、それだけよろしくお願いします。
○議長(
小松久展)
東川市長。 〔
東川市長登壇〕
◎
市長(
東川裕) 借り上げ料に関しましては、現在、年間200万円という借り上げ料でございますが、今後、合特法との絡みもありまして、業者と話し合いをした結果、600万という数字で借り上げるという予定をいたしております。
○議長(
小松久展) 15番、安川 勝君。
◆15番(安川勝) 私、また同じようなことを繰り返しますけれども、さきの総務文教委員会でも、また
全員協議会の中でも、年間600万円といいますと土地約25坪だと思うんです。例えばの話ですよ、10万円で購入しても250万円で購入できるんですよ。そのときの時代に応じて土地の単価は上がったり下がったりいたしますけれども、私はその答弁をいただいてびっくりしたんですよ。 ところが、私もこの補正について、改修について
一般質問通告をしておりましたから、月曜日、初日に恐らく傍聴に来られて、
一般質問だと間違っておられたと思うんですけれども、かなりの住民の方が関心を持っておられるから傍聴に来られました。そして、ちょうど初日の水曜日、
一般質問の中で私も通告しておりました。だから、私は、
市長にちょっと耳打ちしたのは、
市長、年間600万、25坪借りて600万という額が高くない、安いと言われたから、そんな答弁されると、市民がとんでもないと。せっかく
財政再建と言いながら、こんな予算の使い方をしているのかということになりますと、せっかく努力されている
市長を初め、市の職員が一丸となって
財政再建に取り組んでいる最中に、降ってわいたようにこの借り上げ料負担金を出されてきたと。先ほど申しましたように1,780万7,000円なんですけれども、それが多いか少ないかの話は別として、市長は、私の質問に対して600万は高いと私に言ったんです。言ったから、市長は、そのときに私も高いと思っておりますとはっきり言われました、そのときに。市長、覚えていますか。そのときに皆の前で、私も高いと思っているという考え方を示されました。 ところが、私、きょうお聞きしたいのは、今までに支払ってきた金、昭和56年に業者みずから環境処理センターの敷地内で自社で負担されて設置されたこれ、中継槽なんです。それを30年間で私は市のほうから報告してもらいました。1億3,377万ですか。それほどの大きな額を支払ってきました。その上に、また改修費、それが傷んだから改修するんだと。だから、市がいかに財政的にゆとりがあろうと、市長、その合特法というそれは恐らく法律を見られたと思いますけれども、この解釈は大変難しいと。今そんな法律の問題を取り上げるのやったら私いくらでも言いますよ。それやなしに現状を踏まえて、過去の経過も踏まえて、今どうあるべきだということ真剣に考えてもらわないと、せっかく再建してみんな評価してきたんです、私も。思い切ったことやるな、市長の給与も
市長みずから退職金にしても、いろんな面で、職員の定数の削減も含めて取り組んできている一番大事な時期に、30年借り上げ料ですよ。どない、
市長、頭おかしいの違いますかと私は言いたい、きついようですけれども。 借り上げが、これからまだその25坪としても、年間600万、月に50万借り上げ料を支払うと。駅前の一等地でも、周辺もそうですよ、大体1台8,000円と。これ坪に換算したら大体4坪。1台にやっぱり4坪ぐらい要るだろうと。そうすると、1坪2,000円もらっているんです。その御所の一等地でもそれぐらいの額でうちは駐車場費でもらっているんですよ。今度業者に借りるのに、これ一遍、坪いくらになりますか。場所も違いますし、そして、まだこれ、私は恐らく200万円で高いと思っているから、ゼロにするのかなと思っていたんですよ、これを出すなら。それをまだ600万円。皆さんどうですか、一遍、職員の方々。恐らく
市長、職員はよう言いませんよ、本音を。市民に一遍公表してみなさいな。これから住民の声を反映するとか、住みたくなる
まちづくりをするんだとか、第5次
総合計画なんていろいろ書いていますよ。それこそ怠けられへん。いつもおっしゃっているように、絵にかいたもちだというふうに言われても仕方ないですよ。 ですから、こんなことを今この場でいかに言っても、一応提案されていますから、私は、やっぱりこの問題については大変
財政面で重要な問題ですから、議長、総務文教委員会に付託して、私は、全体に反対する気はないですよ。せめて最小限度修正でもしていただきたいという気持ちで、私は今意見を申し上げました。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
小松久展) ほかにご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案については総務文教委員会に付託し、審査を願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第12号については、総務文教委員会に付託し、審査を願うことに決しました。
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○議長(
小松久展) 次に、議第13号、平成22年度御所市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてから議第16号、平成22年度御所市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてまでの4議案を審議いたします。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本4議案は、
委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決をいたします。本4議案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第13号、議第14号、議第15号及び議第16号は、いずれも原案どおり可決することに決しました。
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○議長(
小松久展) 日程第12、議第17号、平成23年度御所市
一般会計予算についてから議第24号、平成23年度御所市
水道事業会計予算についてまでの8議案を一括議題といたします。 ただいま議題といたしました案件は、去る7日の本会議において、
市長より提案説明がありましたので、直ちに質疑に入ります。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本8議案は、平成23年度御所市
一般会計予算について外、いずれも重要案件であります。よって、8名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、8名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を願うことに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置いたしました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条の規定より、私より指名をいたします。 1番 南 満君 3番
中垣義彦君 4番
杉本延博君 6番 米田 準君 9番
吉村純治君 10番
島田幸子さん 11番
米田絹代さん 14番
中北秀太良君 以上8名の議員を予算特別委員会の委員に指名いたします。被指名者に対しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の議員を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。
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○議長(
小松久展) 以上で本日の日程はすべて終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。 お諮りいたします。予算特別委員会等の都合もありますので、明12日から21までの10日間を休会し、3月22日、本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、明12日から21までの10日間を休会し、3月22日、本会議を再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時26分散会
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